稚鮎放流【球磨川水系】5/7
少々更新が遅くなりましたが、先週分の放流数が発表されていますのでご報告したいと思います。
先週は雨の影響で水量が多く、濁りが結構入っていたのであまり遡上しないかなと思いましたが、ボチボチ遡上してたようです。
球磨川水系稚鮎放流情報
現在の稚鮎放流数
球磨川河口産:1,133,820尾(+84,349尾)
中間育成:490,862尾(+74,560尾)
あゆの山水:388,730尾(+48,283尾)
くまもと里海づくり協会(熊本県):224,949尾(+113,573尾)
合計:2,238,361尾となっています。
先週は八代に夕方用事が有ったので、ついでに様子を見に行ってます。
その時の様子はTwitterに書いてますのでそちらもどうぞ。
仕事終わりに偵察に来ました。
まだ水量が多いですが少しづつ遡上してるようです。#八代市#球磨川漁協#稚鮎pic.twitter.com/0xWg2FEj9n— 鮎釣ってみんね (@ayutsutte) May 2, 2023
テレビニュースで地元の保育園児が放流してる様子も放送されました。
毎年の恒例行事ですが、こういうのメッチャ良いですよね!
球磨川河口産天然稚鮎
今週の放流量は前回から84,349尾の増加となっています。
また、一日平均は18,587尾となりました。
過去5年の遡上平均尾数2022年:19,398尾
2021年:19,697尾
2020年:3,496尾
2019年:8,970尾
2018年:33,617尾
※天然稚鮎総掬い上げ数を初回掬い上げ日を起点として終了日までの日数で割ったもの。小数点以下四捨五入。
あゆの山水+中間育成+くまもと里海づくり協会
現在の養殖稚鮎の放流数は以下の通りです。
中間育成:490,862尾(+74,560尾)
あゆの山水:388,730尾(+48,283尾)
くまもと里海づくり協会(熊本県):224,949尾(+113,573尾)
里海づくり協会の分が例年よりも約10万尾多いので、その分総数が多くなると思われます。
過去遡上数(放流総数)
過去がどれくらいだったのか気になる方も多いと思うので総数についても記載しておきます。
こちらは2010年からのデータが有るので少々横長の表になりますが載せておきます。
※2 熊本県栽培漁業協会による放流事業です。
現在はくまもと里海づくり協会が県からの委託を受けて放流事業を行っています。
※3 空白部分に関しては詳細不明若しくは放流数0尾となります。
人工産は中間育成・県委託・養魚所の3種の放流となりますが、中間育成の放流数に県委託及び養魚所の分が含まれている年が有ります。
※4 2021年は養魚所が「あゆの山水」に変更となっています。(2020年迄は北村養魚所)
※5 2022年は養魚所が「あゆの山水」及び「八代水産」となっています。(八代水産分に関しては漁協発表にて当初、北村養魚所と記載の後、最終発表時に変更)
今週の遡上予想
球磨川が激濁りしてるので今週は殆ど遡上しない可能性があります。
汲み上げ事業も終盤を迎えており、濁っているので終了となる可能性もありそうです。
この時期に結構な雨となったので鮎の状態が心配です。
濁りが落ち着いたらあちこち偵察してみようと思います。
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