稚鮎放流情報【球磨川河口産+中間育成】
今週の放流情報が更新されたのでご報告していきます。
前回の予想通り今週は球磨川河口産の遡上が少なくなっています。
球磨川水系稚鮎放流情報
現在の稚鮎放流数
球磨川河口産:737,066尾
中間育成:103,255尾
合計:840,321尾となっています。
球磨川河口産天然稚鮎
前回、総評の中で下り潮かつ上弦の月なので遡上が落ち着くと予想してましたが概ね正解のようです。
今週の放流量は前回から70,200尾の増加となっています。
また、一日平均は放流量が減少した事で35,098尾(前週まで)→28,349尾となりました。
2018年には及びませんが、好調な事には変わりないので今後に期待です。
過去5年の遡上平均尾数2022年:19,398尾
2021年:19,697尾
2020年:3,496尾
2019年:8,970尾
2018年:33,617尾
※天然稚鮎総掬い上げ数を初回掬い上げ日を起点として終了日までの日数で割ったもの。小数点以下四捨五入。
遡上予想近似は前回飛び出してましたが、今週はグラフ内に収まっています。
最終的には2,000,000尾を超す勢いですのでこの調子で遡上してくれれば良い解禁日になると思われます。
近年の遡上予測近似は例年どんな感じの遡上なのかを見るのに役立つと思います。
前回までは2018年を超える勢いでしたが、潮周りが悪かったため少し負けてる状況です。
今週の遡上予想
今週は満月の大潮となっているので少し期待できるのではないでしょうか。
ただし、満潮時刻が朝(8時~10時)と夜(20時~23時)なのが少々気がかりですが今週よりは遡上すると思われます。
中間育成
中間育成施設で育てられた稚鮎の放流も始まったので今回は少し紹介したいと思います。
川辺川沿いに作られた稚鮎の育成施設で、くまもと里海づくり協会から約50万尾を購入し大きく育てたのちに放流しています。
1月頃に購入、3月末~5月にかけて放流してます。
今回は103,255尾が放流されましたので残り40万尾となります。
中間育成施設の写真見たい方は漁協HPをどうぞ。
まとめ~
少し遡上が少なかったですが、例年からすると多い方なので心配せずに解禁に向けて皆さんは準備してください!
鮎もヤマメも他の魚も結構色々な苦労が有って放流されてるので、感謝しながら釣りしないといけませんね(>_<)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません