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過去最高クラスの稚鮎遡上か?

稚鮎遡上が始まり掬い上げ事業がスタートしました。
漁協発表情報と合わせて詳細に分析してみたいと思います。

今年は過去最高クラスの遡上

2015年からデータを取ってますが一日平均は今の所トップです。
稚鮎の遡上は満潮時刻、月齢、潮位など様々な要因が重なってきますので一概には言えませんが出だしは良好と言えると思います。
ただし、いきなり遡上が爆増や激減した年もある為今後は分かりません。

現状での最新値は218,222尾(3月12日漁協発表)

掬い上げ開始日から平均すると1日あたり「43,644尾」となる計算です。
なお、参考までに過去の数値を載せておきます。

過去5年の遡上平均尾数2022年:19,398尾

2021年:19,697尾

2020年:3,496尾

2019年:8,970尾

2018年:33,617尾

※天然稚鮎総掬い上げ数を初回掬い上げ日を起点として終了日までの日数で割ったもの。小数点以下四捨五入。

良いんじゃないでしょうか!
「わくわく」が止まりません!

遡上予測近似曲線

ここ数年は良く使ってますが、近似曲線を用いた予測線はとんでもない事にとになってます(>_<)

遡上予測近似曲線(3/12時点)
遡上予測近似曲線(3/12時点)

いやまぁ、こうはならないと思いますがぶっ飛んでるよね。
初回の近似曲線は実際の結果より高く出る傾向が非常に強いので恐らくこれから集束して来る事になると思われます。
最終的には下記グラフの緑色(2018年)に近くなってくるのではないでしょうか。

遡上予測近似曲(2018年以降)
遡上予測近似曲(2018年以降)

過去遡上数(放流総数)

過去がどれくらいだったのか気になる方も多いと思うので総数についても記載しておきます。
こちらは2010年からのデータが有るので少々横長の表になりますが載せておきます。

球磨川漁協 鮎放流事業 2010-2022
球磨川漁協 鮎放流事業 2010-2022
注意事項※1 H23年以前は天降川や琵琶湖などから鮎を運搬していました。
※2 熊本県栽培漁業協会による放流事業です。
現在はくまもと里海づくり協会が県からの委託を受けて放流事業を行っています。
※3 空白部分に関しては詳細不明若しくは放流数0尾となります。
人工産は中間育成・県委託・養魚所の3種の放流となりますが、中間育成の放流数に県委託及び養魚所の分が含まれている年が有ります。
※4 2021年は養魚所が「あゆの山水」に変更となっています。(2020年迄は北村養魚所)
※5 2022年は養魚所が「あゆの山水」及び「八代水産」となっています。(八代水産分に関しては漁協発表にて当初、北村養魚所と記載の後、最終発表時に変更)

総評してみる。

グラフだけ見ると非常に凄い値となってますが、稚鮎掬い上げは環境要因が非常に多いので最終的には集束して来るのではないかと予想しています。
2012年や2018年並みの遡上となると非常に嬉しいのですが今後に期待と言った所では無いでしょうか。
球磨川水系全体で河川工事が行われており、少しの雨でも凄く濁るので少々心配ですが稚鮎に頑張ってもらうしか無いですね!

掬い上げ事業はこんなところ

球磨川河口に設置されている球磨川堰の左岸側に汲み上げ場が有ります。
魚道を利用した汲み上げ施設で稚鮎を誘導して網の中へ集めて稚鮎を採取してます。
久しぶりに行ったけど皆さんに優しく接して頂きました(*’ω’*)
来年から仕事の合間に手伝いに行くかも!?

球磨川堰左岸側汲み上げ場水道
球磨川堰左岸側汲み上げ場水道
汲み上げ場稚鮎溜め
汲み上げ場稚鮎溜め

 

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